日豊本線

日豊本線① 小倉から大分

九州鉄道旅の今昔 日豊本線

日豊本線は小倉駅始発だがスイッチバックで入るので特急電車の乗客はシートの向きを進行方向に変更する。ガチャガチャとうるさいが知らない乗客は戸惑っているのが可哀そうだが仕方がない。寝ていても容赦無しの儀式である。特急はソニックが代表だがメタリックグレーとメタリックブルーの2色がある。先頭は虫のような鳥のような。メタリックフレーはスターウォーズのダースベーダ―のヘルメットそっくりだと評判になったものだが。

特急にちりんは白い車両だが長崎本線用は名前が「つばめ」となる。同じ特急車両がJR九州管内は走りまわっている、ということだ。他に特急有明、特急きりしまがある。

01年小倉駅のソニック、こんな色だったのか01年小倉駅のソニック、こんな色だったのか

小倉駅から南下して初めは豊前の国である。大分県に入ると豊後の国となる。豊かな国、豊の国というのは良い国の名だ。由来は景行天皇の時代、多い田、と言ったとか。1世紀くらいの人だからまだ文字の無い時代、おおいた、と呼ぶ土地だったのだろうか。広大な田んぼが広がる平野は少ないが山と海が迫り温泉県というだけあって各地で湯が沸いている。その代表が別府温泉だし、次は由布院(湯布院)、湯平、天ヶ瀬に日田温泉など名所が多い。

別府温泉駅は高架駅となってしまい惜しい気がするが駅前に沸いている手湯温泉と温泉街や観光バスを発明した油屋熊吉さんの銅像が素晴らしい。この人は宇和島出身だと宇和島に行ったときに知って驚いたことがある。いろいろとアイディアマンだったのだ。由布院の街も観光開発したというから大したもんだ。

2013年別府駅前、背広に子ザルがくっついている2013年別府駅前、背広に子ザルがくっついている 

大分県に入ると中津、宇佐、杵築など歴史ある街があるのでそれぞれ下車したり、ドライブしたりでよく観光したものだ。いくつかの城下町と伝統の神社など、みどころが多い。県庁のある大分市も昔は府内城があった城下町である。現在の大分駅は大きく新しくなった。

実に巨大な駅ビルとなったが屋上庭園はまるで博多駅に似ている。三階立ての寺社風の展望台は遠くから見てシンボルとなるが近代的なビルに合うかどうか。変化は時代の流れとしてやむを得ない。幸いに2012年、なんとか学生時代に親しんだ大分駅の駅ビルを拝むことができた。

2012年頃の大分駅、まだ国鉄の雰囲気あり2012年頃の大分駅、まだ国鉄の雰囲気あり
2015年の大分の新駅ビル、巨大だ2015年の大分の新駅ビル、巨大だ

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